鍛治工とは

建築物などで使用される鉄骨にガス溶接やアーク溶接、カット、曲げる、つなげるなどの加工を施し、それを設計図どおりに寸分の狂いもなく組み上げていくのが主な仕事です。鉄骨工事の柱と梁をジョイントする溶接作業においては大変危険を伴います。しかし、建物強度がここで決まるといっても過言ではないほど重要な役割を担っています。

多能工とは

一人で複数の業務や作業を行うこと、及び複数の技能や技術を持った作業者のことです。「マルチ・スキル」とも呼びます。施主との打合せや、見積り作成、業者の手配、材料発注などの仕事量をこなすことが求められています。

機械工とは

工作機械の操作もありますが、図面や設計図を確認しながら部品を組み立てることも大切な業務です。フライス盤、グラインダー、旋盤、掘削機などの工作機械のセットアップを行います。また状況によって、部品の削りや完成されたものに問題がないかを確認して調整する「検品業務」なども大切な仕事です。

配管の溶接・グラインダー
（サンダー）での処理作業